バイオ炭

バイオ炭(農業用竹炭)販売


竹炭は、水を浄化する、空気中の湿度を調節する、脱臭効果がある、水道水のカルキ臭を取り除くだけでなく、カルシウム、カリウム、ナトリウム鉄などのミネラルバランスが良く、水に溶けやすい状態で含まれていて、テレビやコンピュータの電磁波を防止する等、燃料以外での機能が注目されてきました。 炭材として使用されるものとして、モウソウチクが一般的に多いのですが、竹酢液の成分の違いとして、炭化方法の違いで同じ種類の竹でも差が出てきます。

弊社のバイオ炭(農業用竹炭)の特徴

山梨県身延町町内の、光が十分に差し込む林内に生育している4,5年生の竹を伐採して、竹炭や竹酢液を生産するために必要な原材料用の稈(かん)は、本数密度管理を行うことで、更新量を一定化させ、安定した生産性と品質管理の維持に努めています。 また弊社の竹酢液及び竹炭は、虫害、カビ害を防ぐために日本で2か所しかない燻煙熱処理(窯乾燥)という方法を焼く前の処理として採用しています。 焼く前に、燻煙熱処理をすることで、ススが均一に付着し、材の色も褐色または黒褐色になります。スス竹に変化したことで、含水率が低くカビが発生しにくくなります。 一般的に、含水率が20%以下にならないと焼いて炭化する時に割れてしまいます。竹酢液及び竹炭の炭質にこだわるため、炭焼き施設や前処理の乾燥処理及び天日等の作業を重視しています。

身延町の竹炭

昔から、良質な竹の産地として有名で標高500m以上の地域が、町の55%を占め、山林面積が84.5%という山梨県身延町の孟宗竹という竹炭を使用しています。 作業として、毎日 山から切り出した竹を一定の長さに切る人、その材料を割る人、ナタを使用してふしを取る人、切りそろえた竹を結束する人、やきあがった炭を切る人、それ以外、燻煙処理や含水率検査、天日乾燥の点検等さまざまな仕事を行い、良質な竹酢液と竹炭を生産しています。

作業工程

切り出し作業
生後4年~生後6年の孟宗竹を伐採します。

集積

竹切り
伐採した竹を1か月ほど乾燥させて、炭焼き窯のサイズに合わせて切りそろえます。竹カッターを導入することで、竹の切り口のザラザラ感はなく、仕上がりもきれいに出来ます。

竹割り

節取り
竹の内側についている節を、ナタを使ってひとつひとつ丁寧に取り除きます。節をつけたまま窯入れすると仕上がりが悪く品質にも影響します。節取り作業の中で、病気等で竹の内側が茶褐色になっている竹を取り除きます。

結束 切りそろえて縦割りにした竹を20本ひとまとめにして、窯の中に入れやすいように結束します。

天日乾燥(含水率検査を含む2か月)

日本では2か所しかない燻煙窯乾燥(15日間) 建込

竹をいぶす燻煙室と燃焼室の二手に分かれていて、燃焼室から出た煙が燻煙室に充満して、時間をかけてじっくり竹をいぶす構造です。

燃焼窯 土窯の中にセンサーを入れることで、火止めのタイミングと温度・湿度の調整をしていきます。 乾燥した竹を隙間なく窯に入れて火入れを行います。 燃焼(600℃の低温で15日間)低温でじっくり焼きあげることで、硬くてきめの細かい竹炭を生み出します。 3~4日ほど燃やし、10日間ほどかけてゆっくり冷まして窯から取り出します。

焼きあがった炭を,機械でそろえて一度釜で煮沸して乾燥機にかける(消費者が手が汚れるのを嫌がるための配慮)

選別

竹炭粒と竹酢液の製造工程表

水分調整に有効な「燻煙熱処理法」(日本では2か所だけ)を採用しています。

割れを防ぐ方法として、京都大学木質科学研究所の野村先生が開発された方法で、 これは200℃以下の湿度で5日間、カマド(窯)のなかで燻煙処理して含水率を20~25%に調整した後、 雨に濡らさないようにして2か月、天日干し等で自然乾燥させ、竹の含水率を12~14%にします。 何故なら、竹は中空で肉厚が薄く部位によって含水率収縮率にバラつきがみられます。 窯入れ前に調質をせず、安易にやくと欠陥炭になると同時に、自然乾燥で調質をすると6か月を要します。 「燻煙熱処理」した竹炭は、均質でカビや虫の害にも強く、長期間の保存が出来ます。

農業用竹酢液

用途は、水田・露地栽培、ハウス栽培、果樹栽培、花卉栽培・芝の栽培、また土地改良で地力を高める効果、作物の発根・発芽・生長を促進する効果、 果実の糖分を増し、風味をよくする効果など、さまざまなメリットが認められています。

竹酢液の農業利用

目的 施用法
土壌病害虫の防除 ・10~20倍液を1㎡あたり2L使用
連作障害の防除 ・施用直後に耕転し、播種・植付は4日~5日後
発芽・苗の活着促進 ・200~300倍液を苗床1㎡あたり2L使用
・植付・播種前に200~300倍液に2~3時間浸漬する。
病害虫駆除 ・農薬と混用する場合は農薬は通常の使用量の2分の1で可
・漢方薬・ニンニク・ドクダミなどとの混用も可能
・ニンニク・ドクダミなどは、原液に数ヶ月浸漬し、使用前にこして200~300倍液で使用する。
・減菌効果でウドンコ病・ベト病・灰色カビ病などの病害が減少
葉ダニ類・オンシツコナジラミ・カイガラムシ・センチュウの被害も減少
健全生育・結実増加 ・200~300倍液の施用で茎葉がしまり、キュウリなどの節成りになる。
・粘土資材・ゼオライトなどと土壌に併用すると、さらに有効
堆肥づくり ・20~100倍液を堆肥の切り返し時に使用、悪臭を消し、有効微生物の繁殖を促進する。

竹炭の農業利用

弊社の販売するバイオ炭(農業用竹炭)の使用の仕方

[園芸]

砕いた粒炭を用土全体の10~15%を目安に混ぜます。有用な微生物が繁殖し、土壌の保水性・通気性を高め、植物の根の張りを良くし、健康に育てることができます。
 鉢植え・花壇・植木・家庭菜園などすべての植物と土作りに有効です。
堆肥つくりの時点で加えると、発酵を促進させ、悪臭の発生を防ぎます。
また、竹炭はアルカリ性なので、酸性雨対策にも有効です。


土壌環境を修正改良し、健全な生育が得られます。


バイオ炭の施用法と効果

作物 施用方法 効果
稲作 50kg/10aの割合で施用 地温が上がり、生長が早い。細根・根張りがよく倒状が少ない。冷害に強く、収量が増加。
ハウストマト 1,000kg/10a(土壌深さ2.5cmに0.5%・約280kg)施用 しおれ現象がなく、発酵果が減少、L球が多く糖度が増し風味良好。
ナス ヤシ殻粉炭と混合で重量比5%施用 ニジュウボシテントウムシの防除に成功
ネギ 500kg/10a(耕起土壌量の0.25%)の割合で施用 長雨による被害を防ぎ、収量が増加
キヌサヤエンドウ 小型鉢使用 根粒菌が増え、発根良好。収量も増加
ホウレンソウ 200~400g/㎡の割合で施用 肥料持ちがよく、発根・発育ともに良好
キャベツ 根こぶ病の発生率が対象区に対して14%減少
甘薯 10aあたり3~5箇所に直径1mの穴を掘り、30cmの厚さに施用 活着率が1.3~1.5倍に増加
ヤマトイモ 耕起土壌量100に対して0.1~0.2の容積比で混合 一等品が多く、風味も良好
ナシ 幅35cm・深さ40cmの溝に5kg/㎡の割合で施用 ユズ肌の発生が20%減少
リンゴ 成木1本あたり直径15cm・深さ40cmの穴を30~50箇所掘り各穴に1kg埋設 樹勢が著しく回復
キク 鉢に10%混合土を入れ、さし芽 45日後、枝の出方が増加、下葉も枯れず、樹勢も良好
大豆 微量のリン酸カルシウムを加えて施用 菌根量が4.6倍に増加。収量増加
有機質肥料・水溶性アルミニウム混合液を200kg/10aで施用 VA菌が増え、発根良好、収量も増加
タケノコ 300~1,000g/㎡の割合で散布 地温が1~2℃上昇、タケノコの発生が1週間早まった。不良タケノコが少なく、収量増加。

バイオ炭(農業用竹炭)を稲に使用した事例

竹炭はイネの初期生育を抑え、「への字」育ちを助ける
竹炭を田んぼに入れる、量は反当り軽トラック1~2台分、冬の間直接田んぼに散らしておく、竹炭は耕うんや代かきのロータリーで、 田植えをするまでの間に砕かれてしまう。 竹炭を入れるとイネの茎が太くなる、そして穂も大きくなるようで、茎が太くて倒状に強くなるために、穂肥・実肥を思い切りやれることも関係しています。 竹炭には、初期生育を抑制し後半に盛り返す「への字」育ちにする効果が見受けられます。

バイオ炭(農業用竹炭)入りプール育苗で豊作

代かきをして水平をみながら水を全部抜き、苗を受け取る前日に苗床にビニールを敷き、その上に竹炭を1坪当たり1.5kg敷き詰めます。 この竹炭の上に苗箱を並べ、箱が3分の1ほど隠れるぐらいに苗床に水を流し込みます。 5月、田植えをする前日に苗床の水を全部抜いて、少し乾かしてから田植えをします。 例年の育苗の苗より、根は太く硬い苗になります。 竹炭のおかげで育苗箱とビニールの間に空間が出来て、根の周りの空気の流通が良くなったこと、水が浄化されたことで根にとってよかったことが 太く硬い苗になった要因と言えます。 秋の稲刈りには、予想以上の収穫という今までにない豊作となりました。

バイオ炭(農業用竹炭)を養鶏に使用した事例

バイオ炭(農業用竹炭)利用でできた低コレステロール・糖尿病を予防する卵

餌1tに2kgの割合で混合して数か月たつと、においが半減します。 竹炭の持つ浄化作用に注目し、飼料タンクに竹炭500kgを投入して鶏の飲み水を浄化することにしました。 井戸水をこれに通してから自動給水装置に送るようにすると、1日の濾過水量は5tですから、竹炭の量はその1割です。 しばらくして、卵の中身が変わってきました. 黄身が盛り上がり、箸でつかめるほど卵黄膜が強く、白身の色、充実性も申し分なく、卵独特の臭みもありません。 普通の卵とくらべてコレステロールが30%も低いことがわかりました。 竹炭を加えることで、ノルエビネフリンの作用を抑え、インスリンの作用を阻害しない結果的にインスリンの働きを増強する。 ことから、卵を購入されておられるお客様からは、血糖値が下がったり、高血圧が改善されたと言う声を頂いています。 鶏舎も、車の排気ガス中の有害物質を取り除くために、竹炭に通すことで空気を清浄化できる全天候型ウィンドレス鶏舎を建設し、 鶏の生存率や産卵成績の面で良い変化があらわれています。

ハウス栽培の用土改良にもバイオ炭(農業用竹炭)

連作障害が出やすいハウス栽培にも効果的な竹炭

ハウス栽培の土壌は1年中、人間によって強制的に管理されています。 冬になると春の野菜をつくり、春になると夏の野菜をつくるので、ハウスではつねに気温や地温を調節しなければなりません。 天井を透明のビニールで覆い、冬には石油を燃やして気温を上げるのもそのためで、 ハウスのなかでは自然の雨で土壌が潤されることがなく、必要に応じて人口散水がおこなわれています。 こうした環境のもとで、多量の化学肥料を与えると、自然の雨の恵みを受けないハウス内では、 雨で洗い流されるはずのナトリウム・硝酸イオンなどの塩類が毛細管の作用で浮上し、土壌の表層にたまりやすくなります。 塩類に弱いカビや微生物が犠牲になる一方で、塩類に強い微生物がはびこる結果、作物にいろいろな病害が発生します。 畑作やハウスのばあいにには、同じ品種の作物をくり返し栽培することが多いので、 同じ土から同じ栄養分ばかり吸収され、土が蓄えている栄養分のバランスがくずれ、作物に丈夫に育てる地力を失うことがあります。 この現象を「連作障害」と呼ばれています。 土壌に含まれる栄養分のうち、マンガン・鉄・ホウ素などの微量栄養素は、その名のとおり、含有量はわずかだが、不足すると作物の生育を妨げます。

バイオ炭(農業用竹炭)の効果で作物の味が甘みを増す。

ハウス栽培の土壌は1年中、人間によって強制的に管理されています。 冬になると春の野菜をつくり、春になると夏の野菜をつくるので、ハウスではつねに気温や地温を調節しなければなりません。 天井を透明のビニールで覆い、冬には石油を燃やして気温を上げるのもそのためで、 ハウスのなかでは自然の雨で土壌が潤されることがなく、必要に応じて人口散水がおこなわれています。 こうした環境のもとで、多量の化学肥料を与えると、自然の雨の恵みを受けないハウス内では、 雨で洗い流されるはずのナトリウム・硝酸イオンなどの塩類が毛細管の作用で浮上し、土壌の表層にたまりやすくなります。 塩類に弱いカビや微生物が犠牲になる一方で、塩類に強い微生物がはびこる結果、作物にいろいろな病害が発生します。 畑作やハウスのばあいにには、同じ品種の作物をくり返し栽培することが多いので、 同じ土から同じ栄養分ばかり吸収され、土が蓄えている栄養分のバランスがくずれ、作物に丈夫に育てる地力を失うことがあります。 この現象を「連作障害」と呼ばれています。 土壌に含まれる栄養分のうち、マンガン・鉄・ホウ素などの微量栄養素は、その名のとおり、含有量はわずかだが、不足すると作物の生育を妨げます。

バイオ炭(農業用竹炭)は生ごみ処理にも使えます。

コンポスト容器の中に、生ごみと一緒に竹炭を混ぜると効果的です。 多孔質の竹炭は、微生物にとって居心地のよい広大なすみかになるので、コンポスト容器のなかに微生物が増殖し活動も盛んになります。 その結果、生ごみの分解・発酵が早くなり発酵時に発生する悪臭も、竹炭が吸収するので気になりません。 混合の割合は、生ごみ2に対して竹炭1を目安にします。 使用する竹炭は飲料水の消臭や浄化、室内空気の浄化、炊飯用、入浴用などでも使用できます。

生ごみ処理用コンポストに使用する場合

生ごみ1kg投入に対して、竹炭(バイオ炭)500gを用意します。

弊社が販売しているミミズコンポスト(金子みみずちゃんの家)に竹炭を入れた状態

弊社が販売している屋外用木製ミミズコンポスト(底なし)に竹炭を入れた状態

ガーデニングでも役に立つバイオ炭(農業用竹炭)

農薬や肥料などを施用するときに併用すると、薬剤や肥料の浸透性を・吸収性がよくなり、薬効が高まります。 これはメタノール・プロパノールなどのアルコール類、ケトン類、アルデヒド類など、薬剤や栄養分を作物に浸透しやすくする成分のはたらきによるものです。 また、竹酢液には、殺菌・殺虫作用もすれば、土の中の有用な微生物を助ける働きもします。 たとえば、10倍くらいに薄めて使うと、土壌消毒や害虫駆除のほか、フザリウム菌などの防除に効果が見られます。 100倍以上に薄めると、作物の発根や生長を促進します。
1000倍以上に薄めた液で農薬を溶くと、薬効成分が作物の組織に浸透しやすくなり、それだけ農薬の効き目がよくなります。 溶液を葉面散布すると、展着剤のはたらきをします。
竹酢液には、農薬のほかにもいろいろな物質を溶かしこむはたらきをします。 この特性を利用して、薬草のドクダミ・ニンニク、タバコの葉・トウガラシなどを加えたり、 それぞれのエキスを溶かし出し、ダニなどの防除作用を高めることもできます。 また、魚のアラなどを混ぜると、アミノ酸カルシウムなどが補充できます。
50~100倍の高濃度の土壌処理は、殺菌殺虫効果もあるが、根や茎葉の薬害があるので、 ネコブセンチュウ害や根の障害などでの「しおれ」回復に株周りに2倍程度灌注するか、作物のないときに行います。

【バイオ炭】孟宗竹炭粒 容量:2kg
(粒度3mm~8mm 1kg×2袋)

成分:孟宗竹炭粒 容量:1kg×2袋
生産者:【山梨県】身延竹炭企業組合
土壌活性剤、生ごみ処理(微生物増殖その他)
業務用(10kg以上は、別途相談になります)

商品形態 2kg(1kg×2袋)
【バイオ炭】孟宗竹炭粒 容量:2kgの送料
送料円
商品名 北海道・九州 東北・関西 関東・信越 北陸・中部 関西 中国 四国 沖縄
1 竹炭粒2kg 1,364 1,039 924 924 1,034 1,144 1,144 1,364


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