家庭菜園堆肥
家庭菜園堆肥
ミミズコンポストの中身の5%は、良質な微生物菌体を含みバイオ堆肥といえます。
ミミズコンポストの有無とミニトマトの比較をすると、ミミズコンポストを利用した堆肥とミミズコンポストを使用しない(一般的な堆肥)場合を比較すると、慣行施肥体系で.ミニトマトの収量は3.3倍増えて、糖度は5.7%増加しました。とくにカリウム含量は23%増加しました。なぜなら、ミミズコンポストには植物の生長を促進するフミン酸類が含まれ、トマトやきゅうりでは、草丈、葉面積、枝葉、根の乾重量を増加させることで、花や果実の生長を良くすることからと考えられます。
家庭菜園で使用する「腐葉土」とは、 植物や作物にとって大切な「土」をよくしてくれる働きがあります。 栄養がない状態の土でも「腐葉土」を利用すればよい土になります。
具体的には、弊社で販売しているミミズやバクテリアなど土壌生物が腐葉土を作ります。
主な効果は「通気性」や「保水性」「保肥性」を高めてくれる点です。環境の良い土壌は通気性が良く、土の中にある栄養や水分を補充しています。保水性・保肥性を高めてくれる腐葉土を使用することで作物に十分な栄養・水分を与えることが可能となります。
家庭菜園で使用するにあたって、腐葉土には主に「2つ」の使い方があります。
1つ目は「土をよくすること」です。
家庭菜園で一般的に使用する場合の使用量は土2:腐葉土1です。腐葉土をたくさん混ぜてしまうと通気性・水はけが悪くなってしまうので逆効果になります。
2つ目は「防寒対策」です。
腐葉土は土のうえからかぶせるだけで防寒対策ができます。土の表面3~4cmほど腐葉土でおおうことで、使用されている家庭菜園の寒さや雪から植物を守ります。また病原菌のもととなる雨水がたまるのを防ぎます。
「原料の中身」と「発酵の状態」
腐葉土は土に良い影響を与えてくれる「肥料」の1つです。
「堆肥」は有機物を微生物によって分解した肥料のことを指します。主な違いは「原料の中身」と「発酵の状態」です。
腐葉土の原料は植物の枯れた葉っぱや枝その他になっていますが、堆肥の原料は動物のフン(ミミズのふんも含む)や生ごみ、樹木の皮や、弊社で販売している竹炭といった「有機物」です。
2種類は原料そのものがまったく違うと同時に、「発酵状態」も違います。腐葉土の発酵具合は中途半端で「不完全」になっています。完璧に発酵していません。しかし、堆肥は完全に発酵しています。
発酵状態による「見た目、におい、触れた感触」にも違いがある
腐葉土と堆肥の違いは発酵具合による「見た目、におい、触れた感触」にもあります。
不完全な発酵の堆肥と未完全な発酵の腐葉土では見た目や触れた感触、においが違います。
腐葉土は枯れた葉っぱの「形」が残っていて葉っぱを小さくしたような見た目になって水分が残っていたり完熟した乾燥状態ではないので、ざらざらしていたり、ごつごつしていたり、べとべとしていたり、状態によってさまざまなのでにおいもいい土のにおいとは違います。
一方、堆肥には原料に葉っぱが入っていないので形がわかりません。また、完全に発酵しているため細かい土のようになっていて、においもいい土のにおいに近いです。同じ肥料でも完熟されているかどうかの発酵具合によって見た目や触れた感覚やにおいが違います。
みみず太郎は、一粒一粒に微細な穴が無数にあき(いわゆる団粒構造の状態)、保水性・排水性ともに優れています。
またその穴にたくさんの土壌微生物が棲みついていて、土をふかふかとやわらかく保ってくれるますし、ふんが湿っている間はずっと微生物が活発に活動します。
豊富に含まれた酵素やミネラル分・アミノ酸が、野菜や果物をより甘くみずみずしく、花をより美しく健やかに育てます。
窒素 | リン酸 | カリウム | 全窒素 | C/N 比 | PH |
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1.0 | 1.0 | 0.2 | 33.0 | 13 | 7.5 |
みみず太郎は養分がすぐに植物が取り込める状態になっている、優れた有機たい肥で、肥沃な土そのものです。
花・野菜・果樹・ハーブ・観葉植物など、植物を選ばず使用することが出来ます。野菜は、アミノ酸(特にグルタミン酸)が豊富でうま味が強いのが特徴です。
作物の根張りが良くなり健全な作物が育つ
みみず太郎に含まれる有用菌が作物の根に付着し、植物と共に伸長することで、養分吸収が良くなり作物が健全に育つ環境が出来ます。
牛糞堆肥をシマミミズに食べさせてできた堆肥(ミミズふん粒)です。
水はけがよく水もちのいい団粒構造の発達を助けます。