竹酢液販売
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切り出し作業
生後4年~生後6年の孟宗竹を伐採します。
集積
竹切り
伐採した竹を1か月ほど乾燥させて、炭焼き窯のサイズに合わせて切りそろえます。竹カッターを導入することで、竹の切り口のザラザラ感はなく、仕上がりもきれいに出来ます。
竹割り
節取り
竹の内側についている節を、ナタを使ってひとつひとつ丁寧に取り除きます。節をつけたまま窯入れすると仕上がりが悪く品質にも影響します。節取り作業の中で、病気等で竹の内側が茶褐色になっている竹を取り除きます。
結束 切りそろえて縦割りにした竹を20本ひとまとめにして、窯の中に入れやすいように結束します。
天日乾燥(含水率検査を含む2か月)
日本では2か所しかない燻煙窯乾燥(15日間) 建込
竹をいぶす燻煙室と燃焼室の二手に分かれていて、燃焼室から出た煙が燻煙室に充満して、時間をかけてじっくり竹をいぶす構造です。
燃焼窯 土窯の中にセンサーを入れることで、火止めのタイミングと温度・湿度の調整をしていきます。 乾燥した竹を隙間なく窯に入れて火入れを行います。 燃焼(600℃の低温で15日間)低温でじっくり焼きあげることで、硬くてきめの細かい竹炭を生み出します。 3~4日ほど燃やし、10日間ほどかけてゆっくり冷まして窯から取り出します。
焼きあがった炭を,機械でそろえて一度釜で煮沸して乾燥機にかける(消費者が手が汚れるのを嫌がるための配慮)
選別
割れを防ぐ方法として、京都大学木質科学研究所の野村先生が開発された方法で、 これは200℃以下の湿度で5日間、カマド(窯)のなかで燻煙処理して含水率を20~25%に調整した後、 雨に濡らさないようにして2か月、天日干し等で自然乾燥させ、竹の含水率を12~14%にします。 何故なら、竹は中空で肉厚が薄く部位によって含水率収縮率にバラつきがみられます。 窯入れ前に調質をせず、安易にやくと欠陥炭になると同時に、自然乾燥で調質をすると6か月を要します。 「燻煙熱処理」した竹炭は、均質でカビや虫の害にも強く、長期間の保存が出来ます。
竹を炭窯で炭化していく過程で植物の組織であるヘミセルロース、セルロース、リグニン等が熱分解されると、 固体生成物(木炭、竹炭)と気体の木ガスと液状生成物が得られます。
液状生成物を長期間(3ヶ月以上)静置すると3層に分かれます。 上層が軽質油で、中層が赤褐色水溶液の竹酢液で、下層が黒色の粘性油状物の沈降タールです。
竹酢液は製品として利用されます。この祖竹酢液は原料炭材に対して15~25%生産されます。
竹酢液をさらに蒸留という工程をへて、出てきた液体を冷却して集めますと、淡黄色透明の高品質の製品が得られます。 また、沈降タールを蒸留精製することにより、クレオソートが得られます。
蒸留と精製を繰り返して作り上げた純度の高い蒸留竹酢液です。竹酢液にはヘミセルロースの含有量が多く、熱分解の初期に蟻酸などの酸性物質が多く検出されるので、それだけ酸性度も高くなります。
竹酢液には、消臭、殺菌、防臭、保湿、殺菌・防虫、・防湿などの効果があります。
竹酢液に含まれていますフェノール成分が、臭いの元であるアンモニアや硫黄化合物などを分解してくれることによって、臭いも消し、菌を殺します。
殺菌力により、水虫を退治し、殺菌作用により感染を防ぎます。例として、お風呂のお湯に竹酢液を入れるなどすると効果的に効能を得ることができます。ただし、症状には個人差があるので、根気よく続けることが大事です。
竹酢液のミネラル成分が体の血行をよくし、湯冷めしにくくし、お肌をツルツルにします。竹酢液の酸性分が水の分子を小さくするので肌への刺激が少なくなり敏感肌の方にもお勧めです。ストレス解消としてのアロマ作用があります。竹酢液の残り湯はお洗濯にもご使用できますが、ニオイが気になる方は濯ぎを少し多めにされてください。
天然抗酸化物質であるポリフェノールは、かゆみの元となるヒスタミンの放出を抑える作用があると言われています。従って花粉シーズンの前から、定期的にお風呂やうがいなどにつかうのがおすすめです。
竹酢液の酸成分が殺菌し、炎症を抑えるため、蚊に刺されたときなどの体のかゆみを和らげる効果があることから、虫除け対策にもなります。
ダニなどの害虫の繁殖条件を低下させます。具体的には、湿気の多いところでも吸収することで、カビを予防できる除湿効果があります。その他、カビの発生を防ぎ、カビをエサにする微生物の発生も抑えます。
竹酢液は、かゆみを抑えるリノレン酸が含まれているため、かゆみの元となるヒスタミンの放出を抑えます。消炎、殺菌効果があるので肌トラブルの改善にもなります。弱酸性なので肌に低刺激で乳幼児・お子様でも安心して使うことができます。
竹酢液を生ゴミなどの消臭用として使う場合には50~100倍程度に希釈してスプレーします。竹酢液の主成分である酢酸には発酵臭を抑制する働きがあることから生ゴミ、ペットのフン尿などの処理にも適しています。また、生ゴミを出す時にスプレーしておくと、カラスや猫などに荒らされにくいようです。
キャップ2~3杯を入れますと、竹酢液のミネラル成分が体を活性化させ、血行をよくし、湯あたりがよく、湯冷めしにくく、皮膚が活性化し、お肌が滑らかになりしっとりとなります。竹酢液の酸性分が水の分子を小さくするので肌への刺激が少なくなり敏感肌の方にもお勧めです。また、竹炭と併せて使用するとより効果的です。残り湯は、洗濯に使用されても差し支えありません。
200リットルのお湯にキャップ2~5杯(約10~25cc)の竹酢液を入れます。竹酢液のミネラル成分が体を活性化させ、血行を良くし、湯冷めしにくくし、お肌をつるつるにします。また、竹酢液の酸成分が水のクラスター、分子を小さくするので、肌への刺激が少なくなり、敏感肌の方にも喜ばれています。竹酢液の香りは、ストレス解消としてのアロマ作用があります。また、竹酢液入りのお風呂の残り水は洗濯に問題なく使えます。
◇鼻に
100mlの精製水にキャップ1/2杯から5滴(約50~500倍)の竹酢液を加えたものを鼻に直接スプレーします。または綿棒に浸し、鼻につけます。◇のどに
コップ半分(100cc)の水にキャップ1~1/5杯(約20~100倍)の竹酢液を加えてうがいをします。または20~100倍希釈の竹酢液をスプレー容器でのどに直接1~2回噴霧します。◇マスクに
20~50倍希釈の竹酢液をスプレー容器でお手持ちのマスクの内側に2~3回噴霧してご使用ください◇お風呂に
湯気から鼻・のど・目に行き渡ります。 ※竹酢液は薬ではありません。病院の薬のように症状を強く押さえ込む作用はないので、花粉シーズンの前から定期的にお風呂・うがい等にお使いいただくのをお勧めします。
用途は、水田・露地栽培、ハウス栽培、果樹栽培、花卉栽培・芝の栽培、また土地改良で地力を高める効果、作物の発根・発芽・生長を促進する効果、 果実の糖分を増し、風味をよくする効果など、さまざまなメリットが認められています。
目的 | 施用法 |
土壌病害虫の防除 | ・10~20倍液を1㎡あたり2L使用 |
連作障害の防除 | ・施用直後に耕転し、播種・植付は4日~5日後 |
発芽・苗の活着促進 | ・200~300倍液を苗床1㎡あたり2L使用 ・植付・播種前に200~300倍液に2~3時間浸漬する。 |
病害虫駆除 | ・農薬と混用する場合は農薬は通常の使用量の2分の1で可 ・漢方薬・ニンニク・ドクダミなどとの混用も可能 ・ニンニク・ドクダミなどは、原液に数ヶ月浸漬し、使用前にこして200~300倍液で使用する。 ・減菌効果でウドンコ病・ベト病・灰色カビ病などの病害が減少 葉ダニ類・オンシツコナジラミ・カイガラムシ・センチュウの被害も減少 |
健全生育・結実増加 | ・200~300倍液の施用で茎葉がしまり、キュウリなどの節成りになる。 ・粘土資材・ゼオライトなどと土壌に併用すると、さらに有効 |
堆肥づくり | ・20~100倍液を堆肥の切り返し時に使用、悪臭を消し、有効微生物の繁殖を促進する。 |
希釈濃度 | 用途 | 目的・方法 | 処理法 |
0~10倍 | 除草 | 次の草勢強い | じょうろ散水 |
20~30倍 | 土壌殺菌殺虫 | 作物なし、10日作物あける | 散水灌注 ㎡/3L |
50~200倍 | 根の障害 | 株周辺2L程度灌注 | 土壌灌注 |
300~400倍 | 殺虫殺菌 | 単用7日毎間隔 | 葉面散布 |
花芽分化促進 | 10日内に2回以上 | ||
有機物分解 | 堆肥・ボカシに水分50%分 | 散水混合 | |
果実着色 | 収穫前2~3回単用 | 葉面散布 | |
糖度向上 | 収穫前2~3回単用 | 葉面散布 | |
窒素過多 | 10日内に2回以上 | 葉面散布 | |
300~400倍 | 殺虫殺菌 | 単用7日毎間隔 | 葉面散布 |
花芽分化促進 | 10日内に2回以上 | ||
有機物分解 | 堆肥・ボカシに水分50%分 | 散水混合 | |
果実着色 | 収穫前2~3回単用 | 葉面散布 | |
糖度向上 | 収穫前2~3回単用 | 葉面散布 | |
窒素過多 | 10日内に2回以上 | 葉面散布 | |
500倍 | 生長促進 | ①生長促進 ②花芽分化(果葉類) ③茎葉健康体 ④日もち増進 ⑤草勢よい ⑥葉果実色つやよい アミノ竹酢葉色果実肥大糖増進 |
葉面散布 |
肥大促進 | ブドウ糖500倍混合7日毎 | 葉面散布 | |
疲れ回復 | ブドウ糖500倍混合7日毎 | 葉面散布 | |
殺虫殺菌 | ブドウ糖500倍混合7日毎 | 葉面散布 | |
1500倍 | 活着促進 | 定植時根を浸水、穴灌注100cc | 瞬間浸水 |
発芽促進 | かたい種子、4時間浸水 | 浸水後軽く洗う | |
1500~2000倍 | 土壌活性 | ①微生物活性②有機物分解 | 10日間隔 |
疲れ回復 | ③養成分吸収増、通気微動物増 | 定期灌水 |
作物 | 病害虫名 | 施用法 |
トマト | センチュウ | 50倍液を株元へ灌注 |
ウイルス | 200倍液を1週間おきに散布 | |
根腐れ病 | 竹酢液+パンの耳+モミガラくん炭の植穴施用 | |
トマト、キュウリ | ネコブセンチュウ | 100~200倍液の株元灌注 |
キュウリ | ウドンコ病、ベト病 | ニンニク入り竹酢液200倍の葉面散布 |
オンシツコナジラミ | ドクダミ入り竹酢液200倍の葉面散布 | |
キュウリ、ナス | 灰色カビ病、ウドンコ病 | 活性炭+300倍液を施用 |
ナス | 青枯病 | 有機液肥に混ぜて月1~2回灌注 |
ダニ | ドクダミ入り竹酢液を施用 | |
ピーマン | センチュウ | 1500~2000倍液を灌水代わりに3回散布 |
メロン | ネコブセンチュウ | 竹酢液+粉炭を作付前に施用 |
アブラムシ | 竹酢液+粉炭で忌避効果 | |
イチゴ | メセンチュウ | 100~200倍液の散布 |
ハクサイ、キャベツ | ネコブセンチュウ | 竹酢液入り半生堆肥施用 |
ベト病、コナガ軟腐病、灰色カビ病 | 農薬+竹酢液200~300倍液を10~15日間隔で散布 200倍液を5日おき3回散布 |
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ダイコン | 菌核病 | |
軟弱葉もの | 立枯病 | キトサン+竹酢液の200倍液を土の表面へ散布 |
サツマイモ | ネコブセンチュウ | 竹酢液入り半生堆肥施用 |
ビート | 立枯病 | 20倍液の土壌灌注 |
コムギ、オオムギ | 縞萎縮病 | 4~8倍液の散布で不活性化 |
リンゴ | 腐乱病 | 50倍液を1週間おき2回散布。ペースト塗布。 |
ブドウ | ウドンコ病、ダニ | 50倍液の散布 |
ナシ | 紋羽病 | 根を掘りあげて潅注 |
菊 | 白サビ病 | 200㎡に約150㍑を施用 |
針葉樹苗 | 立枯病 | 原液8㍑/㎡施用 |
樹木・観葉植物 | カイガラムシ | 200倍液を2~3回散布 |
混合材名 | 混合比と期間 | 目的 |
トウガラシ竹酢液 | 竹酢10Lにトウガラシ300g 3ヶ月 | 害虫防除 |
ニンニク竹酢液 | 竹酢10Lにニンニク500g 2ヶ月 | 病害虫防除 |
ドクダミ竹酢液 | 竹酢10Lに生葉1kg程度 3ヶ月 | 病害虫防除 |
海草竹酢液 | 竹酢10Lに2kg程度2ヶ月(広葉) | 生理活性、着色、糖度 |
アセビ竹酢液 | 竹酢10Lに葉茎1kg 2ヶ月 | 害虫防除 |
アミノ竹酢液 | 竹酢10Lに腹白魚はらわた3kg2か月 | 草勢、肥大 |
糖蜜+竹酢液 | 糖蜜と竹酢液共に400~500倍で散布 | 病害虫防除 |
ブドウ糖+竹酢液 | ブドウ糖と竹酢液共に400~500倍で散布 | 光合成促進、病害虫防除 |
Ca竹酢液 | 竹酢10Lに白卵殻砕き100個20日 | Ca補給着色促進 |