ミネラル塩コラム

2025/4/11

塩とミネラルの関係 塩の種類と選び方

塩とミネラルの基本

塩の主な成分は塩化ナトリウムです。ナトリウムは体内の水分バランスや神経・筋肉の働きに関わる一方、とりすぎると血圧を上げる要因になります。塩の種類によって含まれる成分や味わいは異なりますが、どの塩も使う量に気を配ることが大切です。

この記事では、塩とミネラルの違い、塩の種類ごとの特徴、毎日の食事で気を付けたいポイントを紹介します。ミネラルを補う目的で塩を多く使うのではなく、ミネラルはさまざまな食品からとり、塩は味や料理に合わせて選びましょう。

塩の主な成分と役割

食塩の主成分である塩化ナトリウムは、ナトリウムと塩化物からできています。ナトリウムは体液のバランスを保ち、神経や筋肉が働くために必要な成分です。ただし、必要だからといって多くとる必要はありません。

塩分のとりすぎは血圧を上げる要因となり、高血圧や循環器疾患のリスクに関わります。加工食品や調味料にも食塩が含まれるため、塩を足す量だけでなく、食品表示の「食塩相当量」も確認しましょう。

日本人の食事摂取基準(2025年版)では、成人の食塩相当量の目標量は男性で1日7.5g未満、女性で1日6.5g未満です。年齢や健康状態によって適切な量は異なります。高血圧や腎臓の病気がある方、医師から食事指導を受けている方は、医師や管理栄養士の指示に従ってください。

塩の種類と選び方

塩は製法や粒の大きさ、水分量などによって、口どけや味わいが異なります。どの種類を選ぶかは、健康効果ではなく、料理との相性や使いやすさを基準にするとよいでしょう。

・精製塩:塩化ナトリウムの純度を高めた塩です。さらさらして計量しやすく、料理の下ごしらえや味付けに幅広く使えます。
・天日塩・海水塩:海水を太陽や風で乾燥させたり、煮詰めたりして作ります。製法や仕上げによって、粒の大きさや水分量、味わいが異なります。
・岩塩:地中の岩塩層から採取される塩です。成分の大部分は塩化ナトリウムで、色や風味、粒の大きさは産地や製品によって異なります。

天日塩や岩塩にもナトリウムは含まれます。「自然塩だから塩分を気にせず使える」「ミネラルが多いので健康によい」とは言えません。どの塩も使う量を意識し、料理や好みに合わせて選びましょう。

ミネラルとは

ミネラルは、体の機能を保つために必要な栄養素の一群です。体内には水分やたんぱく質、脂質なども含まれており、水分を除いた体の大部分がミネラルでできているわけではありません。ミネラルは必要量こそ少ないものの、さまざまな働きを支えています。

代表的なミネラルには、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、カリウムなどがあります。これらは塩だけからとるものではなく、肉や魚、豆類、乳製品、野菜、果物など、さまざまな食品に含まれています。

ミネラルの主な働きと食品

カルシウムは骨や歯の形成に関わり、乳製品、小魚、大豆製品などに含まれます。鉄は赤血球のヘモグロビンの材料となり、赤身の肉や魚、豆類などからとることができます。マグネシウムは体内のさまざまな反応に関わり、豆類、ナッツ、全粒穀物などに含まれています。

亜鉛も体内の酵素などの働きに関わるミネラルで、肉類、魚介類、豆類などに含まれます。特定の食品や塩だけで補おうとせず、いろいろな食品を組み合わせて食べることが基本です。

塩とミネラルの関係

ナトリウムとカリウムは、どちらも体液のバランスや細胞の働きに関わります。ただし、カリウムをとれば塩分の影響が打ち消される、という単純な関係ではありません。塩分を控えめにしながら、野菜、果物、豆類、いも類などを含む食事を心がけることが大切です。

腎臓の病気がある方や、カリウムの摂取制限を受けている方は、食品の選び方について医師や管理栄養士に相談してください。

塩に含まれるミネラルについて

塩の種類や製法によって、ナトリウム以外の成分が含まれる量は異なります。ただし、塩に含まれるミネラルの量は製品によって異なり、塩をミネラル補給の主な手段として考えることはできません。栄養成分や原材料は、商品ごとの表示を確認しましょう。

塩分をとりすぎないための工夫

塩分を控えたいときは、食品表示の食塩相当量を見比べる、汁物の汁を飲み干さない、香辛料や香味野菜、酢や柑橘の酸味を使うなどの工夫があります。塩を一律に避けるのではなく、食事全体の量を意識して調整しましょう。

天日塩「海水の素」について

当店では、中国・慶安の塩田で太陽と風の力を利用して作られた天日塩「海水の素」を取り扱っています。商品紹介では、73種類のミネラルを含むことを特徴として案内しています。これは健康効果や、ミネラルを十分に補えることを示すものではありません。塩の味わいや粒の特徴を見て、料理に合わせてお選びください。

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まとめ

塩の主成分は塩化ナトリウムで、天日塩や岩塩も使う量に気を配る必要があります。塩の種類は健康効果で選ぶのではなく、味わいや料理での使いやすさを基準にしましょう。ミネラルは塩に頼らず、さまざまな食品からとり、毎日の食塩相当量も意識してみてください。