天日塩を選ぶとき、「ミネラルはどのくらい含まれる?」「普通の塩と何が違う?」と気になる方もいるでしょう。天日塩という名前だけで、どの製品にも同じ量のミネラルが含まれるわけではありません。
この記事では、天日塩の製法と成分表示の見方、料理に合う塩の選び方を紹介します。塩は種類にかかわらず、使う量にも気を配りましょう。
天日塩とは?
天日塩は、太陽の熱や風を利用して水分を蒸発させる工程で作られる塩です。ただし、原料や、その後の洗浄・乾燥などの工程は製品によって異なります。「天日」という表示だけで、成分や味を一律に判断することはできません。
天日塩にはどんなミネラルが含まれる?
塩の主な成分は塩化ナトリウムです。製品によってはマグネシウム、カルシウム、カリウムなどが含まれることもありますが、その種類や量は原料と製法で変わります。天日塩なら必ずこれらを豊富に摂取できる、とは言えません。
ミネラルの量を比べたい場合は、製品に記載された栄養成分表示や、メーカーが公開する成分分析値を確認しましょう。表示が100g当たりなのか、実際に料理に使う量当たりなのかにも注意が必要です。微量に含まれる成分を、主な栄養補給源として期待しすぎないようにしましょう。
天日塩とほかの塩を比べるとき
塩にはさまざまな原料と製法があります。「天日塩は栄養価が高く、精製塩には一般に添加物が含まれる」といった単純な区別はできません。気になる製品同士の原材料名、製法、栄養成分表示を比べてください。
「無添加」や「自然」という言葉だけで、安全性や健康効果が決まるわけでもありません。天日塩を食べることで体のpHが整う、デトックスできる、といった効果は案内できません。
複数の製品を比べる際の表示の見方は、ミネラル塩8種を比べる前に|成分表示の見方と料理に合う塩の選び方も参考にしてください。
天日塩を選ぶ3つのポイント
1.原材料と製法を確認する
海水などの原料と製造工程を確認しましょう。天日を利用していても、仕上げ方は製品によって異なります。製法は好みの味や粒の質感を選ぶ手掛かりになりますが、製法だけでミネラル量の多さは決められません。
2.成分の量を同じ基準で比べる
特定のミネラルが気になる場合は、表示されている成分名と数値、表示単位を確認します。数字がない成分については、含有量が多いと推測しないようにしましょう。食塩相当量も併せて確認してください。
3.料理での使いやすさを選ぶ
粒の大きさや溶けやすさ、味の好み、価格も選ぶ基準になります。振り塩や仕上げ用など、使いたい料理に合う製品を選びましょう。ミネラルを摂る目的で塩の使用量を増やさないことも大切です。
まとめ
天日塩のミネラル量は製品ごとに異なります。名前や「自然」という印象だけで判断せず、原材料、製法、成分表示を確認しましょう。料理に合う味を楽しみながら、塩の使いすぎにも気を配ってください。