ミネラル塩コラム

2025/4/12

食事からミネラルをとる方法と食品選びのポイント

ミネラルは、骨や歯の材料となるものや、体内の水分バランスなどに関わるものなど、種類によって役割が異なる栄養素です。健康のために特定の食品やサプリメントを多くとるのではなく、日々の食事全体を整え、摂りすぎにも気を配ることが基本です。

この記事では、ミネラルの基本、食品からとるときのポイント、サプリメントを利用する際の注意点を紹介します。

ミネラルとは

ミネラルは、たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミンと並ぶ栄養素の一つです。カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、亜鉛、セレンなどがあり、それぞれ必要とされる量や体内での働きが異なります。

必要量は、ミネラルの種類や年齢、性別、健康状態などによって変わります。「多くとるほどよい」とは限らないため、特定の食品だけに偏らず、さまざまな食品を組み合わせて食べることが大切です。

食事からミネラルをとるポイント

いろいろな食品を組み合わせる

ミネラルを含む食品は種類によって異なります。野菜、豆類、海藻、魚介類、肉、卵、乳製品などを、食事の中で無理なく組み合わせましょう。一つの食品だけで必要なミネラルをすべて補えるわけではありません。

食品表示も参考にする

加工食品や栄養強化食品を利用する場合は、原材料や栄養成分表示を確認しましょう。加工食品を一律に避ける必要はありませんが、食塩を多く含む食品は摂取量に気を配ることが大切です。

特定の食品やサプリメントに頼りすぎない

「自然食品」や「有機栽培食品」を選べば、必ずミネラルの吸収率が上がるとは限りません。また、サプリメントは製品の表示を確認し、目安量を守って利用してください。複数の製品を併用すると、同じ成分を重ねてとることがあります。

主なミネラルの働きと食品例

カルシウムは、骨や歯の形成に関わるミネラルです。乳製品、小魚、大豆製品、緑色の野菜などに含まれています。

マグネシウムは、体内のさまざまな働きに関わります。豆類、ナッツ類、全粒穀物、野菜などが食品例です。特定の食品だけで補おうとせず、食事全体のバランスを意識しましょう。

鉄は、血液中のヘモグロビンを構成する成分の一つです。肉、魚介類、豆類、野菜などに含まれます。食品に含まれる量や体への取り込まれ方は、食品の種類などによって異なります。

亜鉛は、体内のさまざまな酵素の働きなどに関わります。肉、魚介類、豆類、ナッツ類などに含まれています。

カリウムは、体内の水分バランスなどに関わります。野菜、いも類、果物、豆類などに含まれています。腎臓の病気がある方や、食事について医療機関から指示を受けている方は、摂取量を自己判断せず担当者に相談してください。

セレンは、体に必要な量が比較的少ないミネラルです。魚介類、肉、卵などに含まれます。食品によって含有量には差があり、サプリメントなどで過剰に摂らないよう注意しましょう。

不足や摂りすぎが心配なとき

ミネラルが不足したり、反対に摂りすぎたりした場合の影響は、種類や量、健康状態によって異なります。疲れやすさや筋肉のけいれんなどの症状だけで、特定のミネラル不足と判断することはできません。

体調の変化が続く場合や、食事制限、持病、服薬などがある場合は、自己判断でサプリメントを始めず、医師や管理栄養士、薬剤師に相談しましょう。

まとめ

ミネラルは種類によって働きや含まれる食品が異なります。特定の食品やサプリメントに頼るのではなく、さまざまな食品を組み合わせた食事を基本にしましょう。不足や摂りすぎが心配なときは、症状だけで判断せず、専門家に相談してください。